森麻季の心美人

森麻季プロフィール

シンプルイズベスト

これまでの海外出張といえば、ブラジル2回に、北京2回。以上!
中々プライベートで行けなさそうな場所です。
それはそれで貴重な経験でしたが、
念願叶って1月にアメリカ出張に行くことができました。

毎週土曜日担当している報道番組
『ウェークアップ!ぷらす』で、
大統領就任式の取材ロケと中継のために
1週間ほど行かせてもらいました。

選挙戦を取材した同番組の辛坊治郎キャスターは、食事の回数が滞在日数×3より少なくて、
しかもうち7割くらいはハンバーガーだったと…
勿論取材に行くのですから、あそこでこれを食べたいといった旅行とは違います。

森麻季

とはいえ、
食事ってすごく大事ですよね。
栄養とかだけでなく、チームの雰囲気を左右するといっても過言ではありません。
ちょっと大袈裟?!
いや、でも昔から、食べ物の恨みは…なんて言葉がありますもんね。

ひとたびロケが始まると、
時間が予定よりオーバーしてしまい次のロケ先まで急がなければ、
といったような状況に陥ることもしばしば。
そうなるとまず削るのが、昼ご飯タイム。
ただ、頭の中の糖分が減ってくるのか、
みんなの口数がだんだん少なくなったり、
ロケをしていてもあまり良いシチュエーションに恵まれなかったり…ってこともあります。
そんな時は、おにぎり一つが、パン一つが、とんでもない救世主になるのです。

今回はどうなるかわからない選挙戦と違って、
就任式のスケジュールも出ていましたので、十分なご飯の時間もありました。

ただ、みんなが一つになったであろうもの。
それは、ワシントン支局の日テレカメラマンの奥様が握ったおにぎり!
当日はさすがに食事の時間もないだろう、
しかもセキュリティーゲートをくぐってしまったらお手洗いも簡易トイレしかない状態。
水分を朝から控えていたということもあり、どこか身体が緊張していました。
おまけに、この日は滞在期間で一番寒い日でした。
それが、このおにぎりを見た瞬間、緊張も寒さもほぐれてくる感覚。
そして、食べた時、握りたての温かさが消えているはずなのになんだか温かさを感じるような気さえしました。

古くから食べていた日本人にとっての大事な食、
お米は不思議なパワーと優しさを感じさせてくれるものでした。

修学旅行では、何を見たかよりも、
誰がここでどうした、とか、
何を食べたか、
などが思い出されることが多いです。

歴史的瞬間に立ち会えたので、
過去のそれらとは違い、
見たものも勿論心にも頭にも刻みましたが、
間違いなくこのおにぎりも、
ずっと心に残るだろうな。

心が豊かになる道は、きっと美人へ続く道。
昨日より今日、今日より明日、
少しずつ皆さんも私も心が綺麗になりますように。