大学を出た後、一般企業に就職して事務員として働いていたんですけど、当時はメイクのやり方を教わる機会がなくて、本当にどうしていいか全然わからなかったんです。当時はもちろんYouTubeもなく、メイクを学べるツールもほとんどありませんでした。そんな中で、「自分のメイクをどうにかしたい」という思いから、いきなり専門学校に飛び込んだんです。

最初は「自分のメイクが上手くなればいいかな」という軽い気持ちでしたが、学んでいくうちに「メイクでこんなに自分が変わるんだ！」という楽しさを感じました。そして、それがだんだん仕事にしたいと思うようになったんです。1年間学校に通った後、先生のアシスタントとしてアルバイトを始め、その頃には会社を辞めて本格的にメイクの道に進む決心をしました。

アシスタントとしての経験を積む中で、「もっとやりたい」という気持ちが強くなり、ヘアメイク事務所に就職して経験を重ねました。そして、独立してフリーランスとして活動を始めました。

メイクの魅力は、ただ外見を変えるだけじゃなくて、自分自身もどんどん変わっていくこと。そして何より、人をきれいにして、その人が喜んでくれる瞬間を見られることです。自分がキレイになることも嬉しいですが、キレイにしてあげる相手が笑顔になるのが何よりも嬉しいんです。そんな素敵な仕事に魅力を感じ、ますますメイクの世界に引き込まれていきました。

Q：スキンケアで心掛けていることはありますか。

一番気をつけているのは、やはり日焼けです。日焼け止めは欠かせませんし、外に出るときは必ず日傘を持っています。特に真夏の長時間外出する日は、日焼けに良いといわれるサプリメントを飲んだり、ビタミン系のサプリも取り入れています。さらに、肌への摩擦も良くないので、極力避けるようにしています。あとは、十分な睡眠とストレスを溜め込まないこと。溜めたら、ちゃんと発散するよう心がけています。

肌ってストレスを感じるとすぐに吹き出物ができたり、寝不足だとクマができたりするんですよね。だから、化粧品で隠すのではなく、内側から健康的な状態を作ることが大切だと思っています。そう考えると、スキンケアに過度なお金をかけるよりも、日々の積み重ねが重要だと感じるんです。だからこそ、ファイテンの化粧品は使いやすい価格設定で、続けやすいところが気に入っています。

Q：年齢とともにスキンケアに変化はありますか。

実は、皮膚科でシミ取りをしたんです。化粧品では限界があるので、大きなシミを取った後、処方された薬を飲み続けていたら、顔色が明るくなってきました。やはりビタミンは大事なんだなと感じました。食品だけでは補いきれない部分があって、本当は食品で摂れたら一番いいんですけどね。

今では皮膚科に行って、ビタミン系の薬やトラネキサム酸、ハイチオールを処方してもらっています。先ほど話した日焼け対策や摩擦に加えて、年齢とともにこうしたサプリの摂取がプラスされています。

もう10年ほど愛用していて、何本リピートしたかわからないくらいお気に入りなのが、アクアゴールド クレンジングオイルbです。お肌に負担をかけずに、メイクがすごくよく落ちるんです。

普通のクレンジングオイルだと、ポイントメイクとクレンジングを別々に使うよう推奨されることが多いですが、ファイテンのクレンジングオイルは1本でポイントメイクもきれいに落とせます。私はクレンジングの際、こすらないように気をつけているんですが、少量だとどうしてもこすらないといけないので、軽めに押してだいたい5プッシュくらい使って、手が肌に触れるか触れないかくらいの、優しいタッチでクレンジングをしています。

目の周りの皮膚は薄いですが、しっかりメイクを落とさないといけませんよね。だから、優しく丁寧にクレンジングしているのですが、それでも驚くほどよく落ちるんです。

舞妓さんのおしろいもよく落ちるというお話も納得だなって思いました。